株主・投資家の皆様へ
株主の皆様には、日頃より格別のご支援とご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、実質GDPベースでコロナ危機前の水準を回復するなど堅調に推移しましたが、円安や、資源・エネルギー価格の高止まりにより物価上昇が継続する他、その影響で個人消費も伸び悩むなど、総じて厳しい状況となりました。
このような状況下、当社グループの業績概況といたしましては、液晶パネルの需要減少による機能性材料セグメントの光学用途での製品受注の減少が継続したことから売上高が減少しました。損益面では、原材料、電力燃料費の上昇に対する価格転嫁の進捗が遅れていること、生産数量減少による固定費負担の増加などにより、営業赤字となりました。
その結果、当社グループの経営成績は、売上高138億87百万円(前年同期比1.2%減)、営業損失1億21百万円(前年同期は営業損失1億47百万円)、経常利益27 百万円(前年同期比1.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益8百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失18百万円)となりました。
今後も企業価値向上に向け総力をあげて邁進する所存でございますので、従前と変わらぬご支援、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2023年12月
代表取締役社長